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[プレイレポ]「神貌のクリファ」の独自タイムラインバトルを先行体験。怪異が跋扈する東京で“未来”を読んで戦え
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印刷2026/09/03 17:00

プレイレポート

[プレイレポ]「神貌のクリファ」の独自タイムラインバトルを先行体験。怪異が跋扈する東京で“未来”を読んで戦え

 アークシステムワークスは2026年9月24日,完全新作RPG「神貌(カンバク)のクリファ」PC / PS5 / Nintendo Switch)を発売する。

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 本作は,災害「世界崩落」によって現実が侵食され,異形の存在「怪異」が跋扈するようになった東京を舞台にした「タクティカルカウンター・タイムラインRPG」だ。人と怪異が入り交じる独特の世界観と,流れる時間のなかで敵の行動を読み,スキルを重ねてカウンターを叩き込む独自のバトルシステムを特徴としている。

 また,アークシステムワークスらしい3Dセルルックのアニメーション表現も見どころのひとつ。3Dモデルでありながら,まるで手描きのアニメがそのまま動いているかのようなキャラクター表現は完成度が高く,物語もフルボイスで展開される。映像と音声の両面から物語を楽しめるのも本作の魅力だ。

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 ジャンル名だけを聞くと,少々難しそうにも感じられる本作だが,いったいどのようなゲームなのか。今回4Gamerは,アークシステムワークスを訪問し,本作を実際にプレイするとともに,ゲーム概要について話を聞くことができたので,その内容をお届けしていく。

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 アークシステムワークスは本日,新作RPG「神貌のクリファ」ゲームシステムを公開した。タイムラインを確認しながら敵の攻撃にカウンターを合わせるバトルが特徴で,主人公のレナとソウマのスキルを組み合わせて戦う。また,Switch向けダウンロード版の予約受付も始まっている。

[2026/09/03 13:57]



「世界崩落」によって変貌した東京。人と怪異が入り交じる世界を描く


 「神貌のクリファ」の舞台となるのは,災害「世界崩落」が発生したあとの東京だ。世界崩落によって現実そのものが侵食され,街には異形の存在「怪異」が出現。人々の日常と怪異の脅威が隣り合わせとなった世界で,物語が展開していく。

 物語の中心となるのは,運び屋のアルバイトをして暮らす青年・星嚙ソウマだ。仕事の最中に怪異に襲われた彼は,人間と怪異が混ざり合った「成りかけ」と呼ばれる状態になってしまう。そんなソウマを発見したのが,警視庁公安部外事第五課,通称「公安変異対応課」に所属する捜査官・緋月レナだった。レナは人ならざるものへと変わりつつあるソウマを「拾得物」として保護することになる。

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 やがて2人は,街に蔓延する魔の薬「Tiny True」や,若者のあいだで流行する体に刻む文様「スティグマ」,さらには暗躍する謎の教団などを追いながら,東京で起きているさまざまな異変と対峙していく。その先で待ち受けているのは,世界を変容させた「世界崩落」の謎だ。

 地下鉄や路地裏,高架下,崩落した都市,怪しげな儀式場など,世界崩落によって変貌した東京のさまざまな場所が舞台として登場する。現代の都市をベースとしながらも,そこに異質なものが入り込んだ独特の景観も,本作の大きな特徴といえそうだ。

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「成りかけ」の青年・星嚙ソウマと未来を見通す捜査官・緋月レナ


 そんな本作の主人公となるのが,星嚙ソウマと緋月レナの2人だ。
 20歳の青年・ソウマは,超常的な力を持つ「Tier one」の成りかけとなった変異体。レナに発見された時点ですでに怪異化しており,便宜上,人として扱われていないというなかなかにハードな境遇に置かれている。

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 さらに過去の「大崩落」によって両親と兄弟を失っており,生活も非常に困窮しているのだが,それでも本人は楽観的かつ厭世的に日々を過ごしている。少しひねくれたところがある一方で,実は非常に強い正義感を持っているという。

 戦闘では,自身の変異によって生じる力を武器とする。本人に自覚はないものの,その拳や蹴りから概念的な「牙」や「顎」を生み出し,怪異へと攻撃を叩き込んでいく。

 一方でレナは,警視庁公安部外事第五課,第二変異対応部隊に所属する隊員だ。胸元を中心に全身へと「スティグマ」が広がっており,自身に関わる未来を見通す「魔眼」を持っている。

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 さらに武器として無銘の妖刀を所持。この刀はわずかながら空間へ干渉する力を備えており,対象を物理的に斬るというよりも「断絶」することで怪異を攻撃するという。過去には自身の「Tier one」を封印した経緯もあり,彼女自身にもまだ多くの秘密が隠されているようだ。

 落ち着いた大人の女性に見えるレナだが,付き合いが長くなるほど大雑把な性格が露呈していくとのこと。また,未来が見えてしまうがゆえに,内面には傷つきやすい一面も抱えている。そんなレナと,彼女に「拾得物」として保護されたソウマがどのような関係を築いていくのかも,物語の気になるポイントになりそうだ。

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マップを調査して事件の手がかりを探る
探索では残された時間にも注意


 ゲームはマップを拠点に,イベントや戦闘をこなしながら進行していく。東京で発生する異常事態や,その背後に存在する事件,そして頻発する怪異を追うことで物語が展開していく仕組みだ。

 マップにはさまざまな調査ポイントが存在し,調べることでスキルの取得に使用する「リサーチポイント」を入手できるほか,敵との戦闘が発生することもある。また,物語の背景や本作独自の世界設定などを知ることができるTipsも開放されていくので,ストーリーをより深く楽しみたい人は,気になる場所をこまめにチェックしておくといいだろう。

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 ただし,時間をかけてゆっくりと探索していればいいわけではない。本作には「現実崩壊」と呼ばれるタイムリミットが存在するのだ。

 マップには現実崩壊が発生するまでの日数が表示されており,日数が経過してカウントが0になると現実崩壊が発生。以降は敵が強化され,戦闘の難度も上がっていく。基本的には,現実崩壊が発生する前にそのチャプターをクリアすることがひとつの目標となる。

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敵の行動を読み,カウンターを叩き込む
独自の「タイムラインバトル」


 「神貌のクリファ」の戦闘はターン制ではなく,リアルタイムで進行する。敵の攻撃は基本的に強力で,まともに食らってばかりいると,あっという間に全滅してしまう。

 もちろんガードなどの防御行動でしのぐこともできるが,本作の戦闘でとくに重要となるのが,敵の攻撃種に合わせた「カウンター」だ。

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 戦闘中,画面中央には敵が使用するスキルの発動タイミングと種類がひと目で分かる,タイムライン状のゲージが表示されている。カウンター可能な敵のスキルは赤,青,黄の3色に分かれており,対応する同じ色のスキルをぶつけることで,攻撃を阻止しつつ逆にダメージを与えられる。

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 敵のスキルは,タイムライン上を流れるアイコンがゲージ中央に到達した時点で発動する。その前に対応するスキルをタイムライン上に重ねておけば,カウンターが成立するというわけだ。まずは敵が何色の攻撃を仕掛けてくるのかを確認し,同じ色のスキルを合わせることが基本となる。

敵のスキルは,キャラクターの周囲に表示されるリング状のエフェクトからも発動タイミングを確認できる。複数の敵がいる場合は,こちらも目視しながら対応していこう
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 一方,敵が使用するスキルのなかには,属性を持たない白色のものも存在する。こちらはカウンターできないため,別の方法で対処しなければならない。攻撃範囲が地面に表示されるので,ステップで回避するか,ガードで受け止めよう。

白色で表示される攻撃はカウンターできない。地面に表示される攻撃範囲を確認し,ステップやガードでしのごう
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 しかし,リアルタイムで進行するスピーディーな戦闘のなかで,敵の攻撃を見極め,適切なスキルを選んでカウンターを決めていくのは,慣れないうちはなかなかに難しい。

 そこで活用したいのが,時間の流れを遅くしながらスキルを選択できる「スロー」だ。

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 通常時は,[□][×][△][○]ボタン(※表記はすべてDualSenseのもの)に割り当てたメインパレットのスキルを,リアルタイムでそのまま使用できる。一方,[R1]を押すと時間の流れがスローになり,戦況を確認しながらメインパレットのスキルを選択可能だ。さらに[R2]を押せばサブパレットに切り替わり,同じくスロー状態で別の4種類のスキルを選択できる。

 メインパレットとサブパレットを合わせれば,戦闘には合計8種類のスキルを持ち込める。スキルには,カウンターに使用する赤,青,黄の属性を持った攻撃だけでなく,ガードや回避,味方の強化,敵の弱体化など,さまざまなものが用意されている。戦闘前のメニューから自由に組み替えられるので,敵や自分のプレイスタイルに合わせて調整しておこう。

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 さらに本作では,レナとソウマの2人を同時に操作することになる。メインで操作しているキャラクターは[□][×][△][○]ボタン,もう1人は方向キーに対応したスキルを使用可能だ。メインで操作するキャラクターも[L2]ボタンで任意に切り替えられるため,敵の範囲攻撃を回避したり,ガードで受けたりしたいときなどは,状況に応じて操作キャラクターを切り替えていくことになる。

 ここまでいろいろと説明してきたが,本作の戦闘を簡単にまとめるなら,「リアルタイムで時間が流れるなかで」「敵のスキルを見極めてカウンターを決め」「カウンターできない攻撃はステップやガードでしのぎ」「それらをレナとソウマの2人で同時に行う」といったところだろう。

 ここまで読めば分かると思うが,そう,「本作の戦闘はなかなかにややこしく,そして忙しい」のである。

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 ただし,すべてをリアルタイムで判断する必要はない。状況を整理したければ[R1]か[R2]のスローで時間の流れを遅くし,敵が次に何をしてくるのか,それに対してどのスキルを使うのかをじっくり考えればいい。スローの存在によって,複雑なシステムながら落ち着いて状況を把握できるようになっている。

 一方で,戦闘に慣れてくると,リアルタイムのまま敵の行動に対応し,必要な場面だけスローを活用するといった戦い方もできるようになる。そうなれば戦闘のテンポは一気に上がり,レナとソウマを操りながら次々とカウンターを決める,スタイリッシュでアグレッシブな戦いも楽しめる。

 そこまで自在に動かせるようになるには相当な練度が必要そうだが,敵の攻撃を次々と見切り,2人のスキルを的確に叩き込めたときの爽快感は格別だ。最初はスローを積極的に使ってじっくりと戦況を見極め,慣れてきたらリアルタイムで判断する割合を増やしていく。プレイヤー自身の習熟度に応じて戦闘のスピード感が変化していくのも,本作ならではの面白さといえそうだ。

ダウン状態の敵に追い打ちをかけるレナの秘儀。本作の戦闘にはさまざまなシステムが盛り込まれている
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攻撃スキルによって,カウンターが成立する色付き部分の長さも異なる。カウンターを合わせにくいスキルほど,高い性能を持っている印象だ
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独自のシステムはどのように生まれた?
開発スタッフに気になるポイントを聞いてみた


 ここまで紹介してきたように,「神貌のクリファ」は,怪異が跋扈する東京を舞台にした独特の世界観と,敵の行動を読みながらカウンターを狙う「タイムラインバトル」を大きな特徴とする作品だ。

 実際に触れてみると,最初こそ覚えることの多さに戸惑ったものの,スローを活用することでじっくりと戦況を見極められ,慣れてくればリアルタイムで次々とカウンターを決めるアグレッシブな戦いも楽しめる。「タクティカルカウンター・タイムラインRPG」という,一見すると難しそうなジャンル名が表す遊びも見えてきた。

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 また,人と怪異の狭間にいるソウマと,彼を「拾得物」として保護するレナの物語や,「現実崩壊」というタイムリミットが存在するなかでの探索など,バトル以外にも気になる要素は多い。

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 こうした独自の世界観やシステムは,どのような発想から生まれたのだろうか。今回,ゲームデザイナー兼ディレクターを務める平八重 諭氏に本作についてさまざまな話を聞くことができたので,最後に気になるポイントを尋ねたQ&Aを紹介して,本稿を締めたい。

企画・開発について


平八重 諭氏
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Q1.まずは「神貌のクリファ」がどのようなゲームなのか,本作を初めて知る読者に向けてあらためてご紹介いただけますでしょうか。

 「現実崩壊」という異常災害に侵された時代を舞台にしたゲームです。日本における現実崩壊の中心地である渋谷で,警視庁公安部の隊員・レナと,怪異へと変異しつつあるソウマという二人の主人公を通して,一つの事件を追っていくことになります。
 爽快かつ戦略的に戦える独特なバトルシステムを持つ,新機軸のゲームです。

Q2.「神貌のクリファ」は新規IPとなりますが,本作の企画はどのようなアイデアからスタートしたのでしょうか。企画立ち上げの経緯を教えてください。

 日本の漫画やアニメにある,オカルティックなバトルものの世界観を再現するゲームを提案しましょう! というところから企画を立ち上げました。尖ったビジュアル,そして尖ったシステムを持つ,手触りの濃いゲームを提案したかったんですよ。

Q3.本作を開発するうえで,「ほかのRPGにはないものにしたい」と,とくにこだわった部分はどこでしょうか。

 やはり独特なビジュアルと,独特なバトルシステムです。単純なセルルックに収まらない,《手触りを感じさせるビジュアル》。そして,新しい体感を届ける,《独特な爽快感を持つタクティカルなバトルシステム》。
 これらをいかにプレイヤーの皆さんに届けるか,という部分にこだわっています。だからこそ,動いている画面を少し見ていただくだけでも,そのこだわりは皆さんに伝わるのではないかと思います。

Q4.「神貌のクリファ」という非常に印象的なタイトルですが,このタイトルにはどのような意味が込められているのでしょうか。「クリファ」という言葉を採用した理由も含めて教えてください。

 世界創世の象徴として「セフィロトの樹」というものがありますが,これに相反する,すべての悪徳を表す「クリフォト」というものがあるんです。その語源となる「クリファ」にちなんでいます。
 この物語の根底には“神を騙る概念”があるので,それを匂わせる名前として「神貌のクリファ」というタイトルになりました。

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「タクティカルカウンター・タイムラインRPG」について


Q5.本作は「タクティカルカウンター・タイムラインRPG」という独自のジャンルを掲げています。一般的なコマンドRPGやアクションRPGとは,どのように異なるゲームシステムなのでしょうか。

 プロゲーマーがプレイしているかのようなアグレッシブなバトルを,誰でも実現できるという「新機軸」のバトルシステムです。バトル中はいつでも時間を止めたり,スローにしたりできます。それによって戦略的なコマンドバトルのようにプレイすることも可能ですが,慣れれば慣れるほど,アクションゲームのような爽快なバトルを行えるようになるでしょう。

Q6.バトルでは,リアルタイムで進行するタイムラインを見ながらスキルを登録していくことになります。プレイヤーは戦闘中,どのような情報を見て,何を考えながら行動を選択することになるのでしょうか。

 ぱっと見はアクションRPGのように見えて,実はMMORPGのようなスキル回しを行いつつ,敵の攻撃に対応していくバトルでもあるんです。
 スキルにはリキャストが存在し,それぞれ性能も異なりますので,それらを把握しつつカウンターを狙ったり,回復スキルや支援スキルを維持したりしながら戦います。
 時間を止めたり,スローにしたりすることで,敵が行うであろう攻撃の予測や,自分のスキルの状況も細かく表示されます。それらを管理しながら効果的な行動を選択することで,強力な敵を打倒することもできます。

Q7.敵の行動に対して適切なスキルを差し込む「カウンター」が重要になると思いますが,うまくカウンターを決めることで,戦況にはどのような変化が生まれるのでしょうか。

 敵の攻撃に対応するカウンターを狙うと,「顕現値」と呼ばれるダウンゲージを削ることができます。これを削り切ることで敵をダウンさせ,大ダメージを与えられます。
 高難度で複数の敵と戦うときにはとくに重要で,敵の攻撃をキャンセルして防いだり,順番にダウンさせて有利な状況を作ったりできます。とくに複数の敵を相手にするのは厄介ですが,どのように倒していくかを考えてもらえると楽しいと思います。

Q8.スキルをタイムライン上に多重に重ねられることも特徴のひとつです。このシステムを理解してくると,どのようなコンボや戦術を組み立てられるようになるのでしょうか。

 スキルを重ねることで,格闘ゲームのコンボのように攻撃がつながり,モーションも短縮されます。その結果,DPSが上がり,さらにダメージ倍率も上昇します。
 また,「連携ターゲット」という仕組みがあり,二人の主人公が特定のスキルを連続してつなげて使うことで,スキルごとに設定された特殊効果が発動します。実は隠し効果的なものも,いろいろと仕込んでいたりします。

Q9.時間をスローにしたり,停止させたりしながら行動を考えられるとのことですが,アクションゲームが苦手なプレイヤーでも,じっくり考えながら攻略できるゲームになっているのでしょうか。

 もちろんです。むしろ,じっくり考えるプレイヤーこそ楽しめる仕組みになっています。画面上のさまざまな情報をもとに,どの攻撃が最適解なのかを考えていくことで,どんな強敵にも打ち勝てると思います。レベルの高い敵をじっくり攻略し,倒したときには独特の達成感があると思います。

Q10.開発チームの皆さんが考える,「これができるようになれば『神貌のクリファ』のバトルの面白さが分かってくる」という戦い方やポイントがあれば教えてください。

 「神貌のクリファ」には多くのスキルが存在していて,それらを集めることもゲームの楽しみのひとつです。強敵が持つスキルを獲得するために,手持ちのスキル構成を工夫し,時間停止やスローによる状況判断を駆使して強敵を打ち倒し,さらに自らを強化していってください。
 クールに,戦略的に最適解を導き出していく遊びこそが,このバトルのポイントです。

Q11.逆に,ゲームを始めたばかりのプレイヤーがつまずきやすいポイントはありますか。また,複雑なシステムを理解してもらうために,チュートリアルや難度設計などで工夫した部分があれば教えてください。

 新しい仕組みのゲームですので,冒頭からチュートリアルで細かく説明していきます。
 また,難度はいつでも自由に変更できますので,難しいと思った場合は遠慮なく下げてください。敵のHPが減るだけではなく,敵が使用する攻撃の種類も減りますので,格段に遊びやすくなると思います。

 そして慣れてきたら,ぜひ難度を上げてみてください。難度を上げることで,スキルのドロップ率もかなり高くなるんですよ。難度も含め,自由に試行錯誤することを楽しんでいただきたいと思います。
 また,序盤からさまざまなスキルの組み合わせによる複数の攻略法を用意していますので,ぜひ自分に合った攻略方法を見つけてください。

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ゲーム全体の流れ・育成について


Q12.本作では,プレイヤーはどのようなサイクルでゲームを進めていくのでしょうか。探索や捜査,バトル,キャラクター育成など,ゲーム全体の基本的な流れを教えてください。

 街の地図上で行き先を選びながら物語を進め,敵と戦い,打倒することで先へと進んでいきます。
 ゲームを進めると,事件に関するさまざまな調査記録が集まり,その真相をより深く知ることができるでしょう。また,ゲーム中では他者のSNSへの投稿を通して,世界がどのように変容しているのかも描かれていきます。
 行き先によっては強敵も待ち受けていますので,レベルを上げながらそれらに挑戦し,さらに強力なスキルを獲得していってください。そうして集めたスキルの構成を工夫し,主人公たちを育成していくのも本作の楽しみのひとつです。

Q13.キャラクターの育成やスキルの取得・強化は,どのような仕組みになっているのでしょうか。プレイヤーによってビルドや戦い方に違いが生まれる要素についても教えてください。

 経験値を獲得することでレベルを上げられます。また,多くの戦闘では一定確率でドロップするスキルがあり,戦闘を繰り返してドロップを狙うことで,貴重なスキルを獲得できます。
 スキルには組み合わせによってシナジーが生まれるものもあり,特定の戦術に特化した構成を作ることもできます。また,スキルに特定のポイントを注ぐことで,強化することも可能です。

 スキルの組み合わせには,カウンター特化型,防御特化型,リキャスト回復型,HP低下時に効果が高まるものなど,さまざまな方向性があります。特殊な効果を持つスキルも数多く用意していますので,ぜひ自分だけの組み合わせを見つけ出してください。

Q14.本編クリアまでのおおよそのプレイ時間や,クリア後も含めたやり込み要素など,ゲーム全体のボリューム感について教えてください。

 普通に楽しみながら物語をクリアするのであれば24時間程度,やり込みを含めると36時間程度だと思います。難度によって進みやすさも変わるので,サクサクとクリアまで進めることもできますが,ぜひ高い難度でじっくり攻略してもらえるとうれしいですね。

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世界観・物語・キャラクターについて


Q15.本作では「世界崩落」後の東京が舞台となっています。この世界観はどのような発想から生まれたのでしょうか。また,現代の東京をベースにした理由についても教えてください。

 東京や新宿,渋谷などは崩壊するのが決まっているものなので……!

Q16.主人公である緋月レナは,公安変異対応課に所属し,星嚙ソウマを「拾得物」として保護する人物です。彼女はどのようなキャラクターとして作られたのでしょうか。人物像や,キャラクターを作るうえでとくに意識した部分について教えてください。

 現代は女性が活躍する時代でもあります。こういった異端のお話では,とくにミステリアスな女性というのは魅力的に映えるものですから,レナというキャラクターはすんなりと決まりました。
 レナは大人びた女性に見えますが,実は無理に大人にならなければならなかった過去を持っていて,心には非常にか弱い一面があります。ぜひ,プレイヤーの皆さんで彼女を助けてあげてほしいと思います。

Q17.いっぽうでもう1人の主人公,星嚙ソウマは,世の中を少し斜に構えて見るような,現代の若者らしい人物として描かれています。ソウマというキャラクターには,どのような人物像や役割を持たせようと考えたのでしょうか。

 現代における若者の代表的な役割として,ソウマが存在しています。
 世の中を少し斜に構えて見ていながら,能天気な面もある。多くの情報に触れ,弱さと強さの両方を認められる存在でもあります。レナが昔ながらのたたき上げという位置付けなら,ソウマはその時代とは異なる,現代ならではのしたたかさを持つ存在として描きたかったのです。

Q18.レナとソウマは,「保護する側とされる側」でありながら,ソウマがレナの「拾得物」として扱われるというユニークな関係になっています。この2人の関係性は,本作の物語においてどのような意味を持つのでしょうか。

 いつの時代も,若者が世界を切り拓きます。レナは大人としてソウマを保護する役割を担いますが,実は本当に守っているのは,拾得物であるソウマのほうなのかもしれません。
 大人になり切れない大人と,ただ流されるだけの若者。その関係性のなかには,ある種の現代性があると思っています。彼らの関係性そのものが“今どき”というものを表していて,それが今の世代に親近感を持ってもらえるヒーロー像になってくれると思っています。

Q19.怪異の造形をはじめ,セルルックのグラフィックスや鮮烈な色使いなど,ビジュアル面も非常に特徴的です。本作のアートデザインを作り上げるうえで意識したことや,モチーフとなったものがあれば教えてください。

 オカルティックな世界観を描くうえで,ただ普通のセルルックで描いてもつまらないと考え,怖さや不気味さを感じられるような描画を取り入れています。
 イメージしていたのは,日本のホラー漫画などで描かれる,手触りがざらざらとするような作画です。それを再現しつつ,スタイリッシュでカッコイイというビジュアルの魅力も最大限に発揮できていると思います。ぜひゲームに触れて,実際に体験してみてください。

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ゲーム外の仕掛け・発売に向けて


Q20.公式サイトには,SNSなどから情報を集めて「ミスティックパス」を導き出す仕掛けも用意されています。このようなゲーム外まで広がる遊びを取り入れた狙いを教えてください。また,ミスティックパスによって得られる情報は,本編とも関係してくるのでしょうか。

 ミスティックパスは,ちょっとした隠し要素のような形で仕込んでいます。そのため,物語に大きく影響するものではありません。
 ゲームの中にもSNSという要素がありますし,ゲームと現実が少しでも混じり合ってほしいという思いから用意しました。1人で見つけるには非常に難しいものも仕込んでいるので,ぜひ皆さんで見つけたものをSNSなどで共有してください。

Q21.最後に,「神貌のクリファ」が気になっているものの,「システムが少し難しそう」と感じている人もいると思います。そうした人も含め,どのようなプレイヤーに本作を遊んでもらいたいと考えていますか。また,発売を楽しみにしている読者へメッセージをお願いします。

 新しい遊びを提案しているので,それが難しく見えるかもしれません。
 でも,「敵の攻撃はタイムラインですべて見えている」「その見えている敵の攻撃に対して,気持ち良くカウンターを選ぶだけ」という,手軽に遊べる仕組みになっています。難度によって遊びやすさも大きく変わりますので,いろいろな方に遊んでほしいですね。

 この独特な世界観やその手触りは,きっとあなたに新しい何かを残してくれると思います。ぜひ手に取って,味わってみてください!

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