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誰でもToHeartのマルチになれる? 「HMX-12“マルチ”センサーユニット」を購入してみた[TGS2026]
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印刷2026/09/18 02:10

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誰でもToHeartのマルチになれる? 「HMX-12“マルチ”センサーユニット」を購入してみた[TGS2026]

コスパ/中央町戦術工芸ブース
画像ギャラリー No.001のサムネイル画像 / 誰でもToHeartのマルチになれる? 「HMX-12“マルチ”センサーユニット」を購入してみた[TGS2026]
 東京ゲームショウ2026(以下,TGS 2026)のホール10にある,コスパと中央町戦術工芸の共同ブースを覗いていたら,中央町戦術工芸が9月8日に発表した「HMX-12“マルチ”センサーユニット」を先行販売していた。

 一世を風靡した美少女恋愛ゲーム「To Heart」(以下,ToHeart)を知っている人なら,HMX-12ことマルチの頭についている白いアンテナを覚えているだろう。ToHeartは,1997年に登場したPC版をはじめとして,その後も移植やリメイクが行われているタイトルなので,なんとなく知っているという人もいるはずだ。ところで,おじさんたちのはじめてのマルチはいつだろうか? 筆者は1999年(のはず)。
 HMX-12“マルチ”センサーユニットは,その名のとおり,マルチのセンサーユニットをモチーフにしたカチューシャ型アクセサリーなのである。「おじさんほいほいな製品だな」と思って眺めていたところ,気が付くと手にしていた。

HMX-12“マルチ”センサーユニット。4Gamerブースのおねーさんに装着してもらった。はわわっである。
画像ギャラリー No.002のサムネイル画像 / 誰でもToHeartのマルチになれる? 「HMX-12“マルチ”センサーユニット」を購入してみた[TGS2026]

 今回先行販売しているHMX-12“マルチ”センサーユニットは,中央町戦術工芸とコスパの共同企画による製品だ。2025年6月に発売されたリメイク版ToHeart(PC / Nintendo Switch)のデザインをベースとしている。
 税込価格は3万800円で,2027年1月の一般販売を予定している。

先行販売版の製品パッケージ
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付属のディスプレイスタンドに設置したところ
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 マルチは作中に登場する「来栖川エレクトロニクス」が開発した最新型家庭用ロボットの試作型という設定である。
 PC版ToHeartにおけるマルチのセンサーユニットは,耳の位置にある丸いパーツとそこから後方に伸びる白いアンテナが印象的なデザインとなっている。リメイク版では,パーツの細かな境界やラインが加わり,より機械っぽい意匠だ。

リメイク版ToHeartのマルチ。頭部のセンサーユニットは,約30年前からマルチを特徴づけるデザインのひとつとなっている
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アニメ版ToHeartのマルチはこんな感じだった
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 今回の製品は,来栖川エレクトロニクスから依頼を受け,中央町戦術工芸が試作したセンサーユニットというコンセプトで開発が進められたという。
 単純なキャラクターグッズとしてマルチのセンサーを作るのではなく,「HMX-12というロボットのための工業製品を中央町戦術工芸が作ったらどうなるか」という解釈で設計されているのだ。
 約30年前の2Dキャラクターのデザインが,リメイクを経て,2026年には人間が装着できる実物になったわけだ。実際に付けてみると,強く言える。「俺がマルチだ」と。

 実物を見ると,複数のアクリル樹脂パーツを組み合わせてセンサーの輪郭を構築していると分かる。主要部分はアクリル製で,レーザーカットした板材を熱曲げ加工して組み上げているようだ。中央町戦術工芸は,アクリル樹脂を用いた近未来的デザインのアクセサリーを手掛けており,このあたりはお手の物といったところだろう。

センサーユニット本体。レーザーカットしたアクリル樹脂のプレートを曲げ加工して組み合わせているようだ
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ヒンジ部にはネジが使われている
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 白を主体に,水色のラインや「HMX-12」のマーキングを加えることで,1990年代のキャラクターデザインが持つシルエットを残しつつ,実在する機器らしいディテールに落とし込んでいる。

 頭部への固定は,カチューシャとして装着する方式だ。耳を覆う円形のカバーは,位置と角度を調整でき,後方へ伸びるアンテナ部分も上下方向に角度を変えられる。

耳を覆う円形部分は位置と角度を調整できるほか,アンテナも上下方向に可動する。ただ,いずれも大きく動かせるのではなく,微調整レベルだ
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 横から見ると,デザインがとくに分かりやすい。丸いセンサーユニットが耳の位置に収まり,そこから後方へアンテナが伸びることで,ちゃんとマルチのシルエットになる。

円形ユニットが耳を覆いアンテナが頭部の後方へ大きく張り出すと,とてもマルチらしい,いい感じである
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 なお,公式スペックとして公表されているのはアクリル樹脂製であることくらいで,重量や外形寸法などは記載されていない。適応サイズはFreeサイズとのことだが,筆者の頭には少々窮屈だった。

 装着した状態の安定性は問題ないし,メガネとの干渉もそれほどないのだが,頭部サイズは人それぞれなので,展示品を試着して確認してほしい。
 筆者の場合,カチューシャの間隔を広げれば,窮屈感は改善できそうなのだが,円形ユニット内側部分が耳に当たって少し刺さるような感触がある。ただ,これもクッションを用意するとある程度は解決できそうなので,日常的に装着したい場合は,改造や加工を視野に入れて試すといいだろう。

円形ユニットの内側に耳が当たると少し痛い
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 ともあれ,HMX-12“マルチ”センサーユニットは,納得のいく作りなので,己のリビドーに任せて購入を検討するといいだろう。ちなみに,マルチとなった筆者を同室の編集者が怪訝な目で見ている。それから,HMX-13セリオ版もお待ちしています。

HMX-12“マルチ”センサーユニット以外の展示も紹介しよう。こちらは,アクリル樹脂を使ったボディアクセサリーだ
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さまざまなカチューシャ型アクセサリーをそろえる
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カードケースのような小物類もラインナップする
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